こんにちは。ピンチです。
あなたは自分のBMI値をご存知でしょうか?
クライミングにおいてBMI値は、登れる登れないに大きく影響するとても重要な数値です。
ならば登れるBMI値はいったいいくつなのでしょうか?
今回の「クライミング持論!」では、「登れるクライマーの理想BMI値!」について語ってみたいと思います。
目次
よくある勘違い会話!
よくジム等でクライマー同士が体重の話をしているのを聞きます。
そうすると、身長が全然違うのに同じ位の体重だと条件が同じだと思ってしまうんですね。
それってぜんぜんクライミングの条件が違いますよ!
例えば極端な話なんですが【Aさん】身長180㎝体重70㎏の人と【Bさん】身長160㎝体重70㎏の人がクライミングをするうえで同じ条件だと思いますか?
(リーチ差も、もの凄く違いますが今回その点は無しで…。)
数字的には体重は同じなんでぶら下がった場合、両手にかかる負荷は同じです。
条件が同じなのはそれだけです。
何が違うのかと言うと、それぞれの体格を考えた時に【Aさん】はBMI値21.6でバランスのとれた体格ですが、【Bさん】はBMI値27.3で肥満の部類に入ってしまいます。
標準体型の【Aさん】と肥満体型の【Bさん】同じ条件とはとても思えません。
標準体型【Aさん】はクライミングにおいて良いパフォーマンスを発揮できるでしょうが、肥満体型【Bさん】はとても良いパフォーマンスを発揮できるとは思えません。
BMI値は身長と体重からみただけの値ですので体脂肪率などは考慮されていませんが、たとえ【Bさん】の体脂肪率が10%前後であったとしてもクライミングではバランスが悪すぎます。体格から見て重すぎると思います。
【Bさん】のBMI値が【Aさん】と同じ21.6だった場合の体重は55.3㎏です。この体重前後ならば【Aさん】と同じ条件だと言えると思います。(体重だけは…。)
とにかく、クライマーは体重ではなくBMI値で比べましょう!(体重だけはね。)
クライマーの理想BMI値!
私はクライミングでは理想のBMI値は20±2以内が良いと思っています。(痩せすぎても筋力が少なく不利なため。)中高年のクライマーは健康も考慮してBMI値22ぐらいでしょうか。
人それぞれ骨格が違うので一概には言えませんが、痩せすぎでも太りすぎでもダメなのは確実です。BMI値だけの判断はなかなか難しいですが参考にはしてみてください。
小柄な人はリーチも比例して短いのでそれを補うためにもBMI値はとくに重要な要素だと思いますよ。重いのは良くないがパワーが出ないとリーチを補えないですからね。
ということで、理想BMIは20前後じゃないですかね?(理想はBMI値19になりたい)
私?私はBMI値21.5です。でも体脂肪率は6%ですよ!(言い訳)
ちなみにプロクライマーのBMI値は平均18~20までらしいですよ。
クライマーのBMI値は一般的な平均値よりも少し低めの方が良いのは明らかですね。
おまけ・・・BMI値の計算式!
BMI=体重㎏÷(身長ⅿ)²
例) 身長170㎝ 体重65㎏ のクライマーのBMI値
65÷(1.7)²=約22.49 でBMI値は約22.5になります。
体重(㎏)を身長(m)で2回割っても同じ事でBMI値が出ます。
BMI値=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)
逆に目標BMI値から理想体重を求める場合
理想体重㎏=(身長m)²×目標BMI値
例) 身長170㎝ 目標BMI値19 のクライマーの理想体重
1.7×1.7×19=54.91 で約54.9㎏になります。
ちなみに体重計によっては、毎回自分で計算しなくても一度身長などのデータを入力しておけば全て自動計算してくれますし、過去のデータも保存してくれます。↓

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