こんにちは。ピンチです。
クライミングのトレーニングってみんな同じような事をやっています。
それは間違いではないけど、同じようなクライマーが量産されるだけです。
他のクライマーよりも一つ上を目指そうとするなら、他のクライマーができない事をできるようにしておいた方が良いと思います。
このブログではそんな事をよく書いてますが、今回は倒立!逆立ちのトレーニングです。
クライミングに倒立って関係なさそうですけど、普段使う筋力の逆の筋肉に力を入れる事が出来て拮抗筋を刺激する事ができると思います。
また、体幹を鍛えられることでバランス感覚を養う事もできます。
クライミングっていろんな体の可能性を試すスポーツだと思いますので、体一つでできる事って何でもできた方が有利になると思います。
倒立自体はムーブとしてはほとんど使わないですが…。
と言う事で、今回の「クライミング持論!」は、倒立トレーニングというテーマで語ってみたいと思います。
目次
倒立トレーニングで鍛えられる筋肉
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肩(三角筋)
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上腕三頭筋
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脊柱起立筋
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腹直筋
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腹斜筋
上記のように体を支える腕の筋力やバランスを保つための体幹の筋力を同時に鍛える事ができます。
クライミングであらゆる角度からバランスを取れるという事は、とてもプラスになります。
倒立練習方法!初級編!
まずは倒立が出来ないと話にならないのですが、最初は丈夫な壁を補助にして倒立の練習をしてみましょう。
周囲に何も無い安全な場所で転倒に備えてマットなどがあると良いと思います。
壁を補助にして倒立ができるようになってきたら1分~2分連続で行えるようにしていきます。
指が曲がっているクライマーや前腕の固いクライマーは、プッシュアップバーがあるとやりやすい場合もあります。
倒立練習方法!中級編!
次にいよいよ壁の補助なしで倒立する練習をしていきます。
壁から手のひら2つ分程離れたところに手をついて倒立をします。
手の間隔は肩幅。
壁についている足の片方を離して体と真っ直ぐにします。
そして、もう片方の足を壁から少しづつ離して、壁無しの倒立ができるようにバランスをとる練習をしていきます。
バランス感覚の良い人はすぐに慣れるかもしれませんが、普通の人は倒立の感覚に慣れるまで少々時間がかかるでしょう。
倒立練習方法!上級編!
そして壁の補助無しでの倒立が長い時間できるようになってきたら、足をわざと横に傾けたりしてバランスをとるトレーニングをしてみてください。
バランスを崩しやすいので横に転倒しないように周囲等にも注意してくださいね。
慣れてきたらバリエーションとして歩いたり、ジャンプなどもあります。
片手倒立もできるようになれば倒立マスターです。
これはまだ私もできないのですが、片手で倒立中に足を傾けてトレーニングをしている人もいます。
ここまでできると凄いですね!
広めのスペースがあれば、自重でのトレーニングのため器具も必要無くお手軽ですので、興味のある方はお試しください。とはいえ、多少の危険はありますので十分に注意してください。
他のクライマーと同じトレーニングをしていても同じ道を通るだけ!
違ったトレーニングをする事で見える事もあるかもしれませんよ!
それにしてもクライマーは、体でアピールできる特技が大好物ですね。