こんにちは。ピンチです。
クライミングで大事な体の部位は体と岩を繋げる手指と足指なのではないかと思います。
実際にクライミングではムーブにもよりますが多くの場合、手の指と足の指を必ず使います。
という事は手の指と足の指が強ければもっと登れるようになるのではないでしょうか?
しかし、指を鍛えることは大変で多くの時間をかけて鍛えていかないと故障につながったりしてしまいます。
そこで私が提案したいのが指を鍛えるのではなく、指を器用にするトレーニングです。
なぜ器用にすると強くなるのか?
器用=各指に独立して力が入れやすい!各指に独立して力が入りやすい!
と私は思っています。
たぶん指に入れる力は皆ある程度持っているけど、その力の入れ方が分かってない状態なんだと思います。
普通は各指を独立して器用に動かそうにも、上手く力が伝わらないどころか神経が繋がっている感じがせずに動かす事すら出来ません。
だから指を自由に器用に動かせるという事は力が入れられる準備ができている証拠なのだと私は思います。
その準備をするのが指を器用にするトレーニングです。
今回の「クライミング持論!」は、クライミングは手指・足指を器用にすると強くなる!というテーマで語ってみたいと思います。
目次
指を器用にするトレーニング方法!
指を器用にする事にメリットはありますが、そう簡単な事ではないので継続する事が大切です。
なので、気長に続けていってもらえたらと思います。
指のトレーニングならどこでもできるので、通勤中や会議中等々・・・退屈な時にいかがでしょうか?
指1本づつ曲げ伸ばし
- 手をパーに開きます。
- 指を順番に1本づつ曲げ伸ばしを2~3回していきます。
- 1・2を両手の全ての指で順番に行います。
指1本づつ曲げ伸ばし逆バージョン
- 手をグーに閉じます。
- 指を順番に1本づつ伸ばして曲げるを2~3回していきます。
- 1・2を両手の全ての指で順番に行います。
動かそうとしていない他の指がついてくる時やまっすぐ伸びない時は片方の手で補助をしてあげるといいと思います。
親指タッチ
- 手をパーに開きます。
- 人差し指と親指の指先をタッチさせて、また手をパーに開きます。
- 2を2~3回繰り返します。
- これを順番に両手の人差し指、中指、薬指、小指まで行います。
指先をタッチさせたら毎回しっかりとパーの状態に開きましょう!
足指編
- 足指でグー・パーをします。
できない人多いですので、できない人はひたすら練習を!
最初は手で補助をしてもいいと思います。
足指応用編
- 床にボールペンを置きます。
- ボールペンを足指で取り、持ち上げます。
簡単に感じる人はもっと持ちにくい物でも良いかもしれませんね。
立ってやった方がやりやすいですが、転倒する危険性も考えられるので不安な人は座ってチャレンジしてください。
女性がこのトレーニングをしていると知らない人が見るとはしたないと思われるかもしれないので嫁入り前には注意が必要です。
今回は初級編で比較的に簡単に見えるトレーニングですが、やってみると結構難しいです。
あんまり真剣になりすぎると「キーっ!」ってなりますので、楽しみながらトレーニングしてください。
リハビリとかってこんな感じなんでしょうね。
自分の意志で自由に動かないのは、本当にツラいです。
指をそれぞれ独立して動かせるぐらいに器用になれば、それぞれの指に力も入りやすくなると思います。
また指のストレッチ効果もあると思うので、故障の予防にも良いのではないでしょうか?
しかもあまり指に負担をかけずに毎日場所を選ばずにできて、血行を良くする運動としても回復効果やストレッチの効果等も期待できるのではないかと思いますので、興味のある方はぜひお試しください。