こんにちは。ピンチです。
ヒューマンフラッグ(こいのぼり)ってご存知でしょうか?
文字通り風ではばたく旗(こいのぼり)のように人間がポール等に腕だけで横一文字になるアピール性抜群の技です。
クライマーがパフォーマンスのアピールによく使うヒューマンフラッグ(こいのぼり)はクライミングに直接的には関係ありませんが、トレーニングというか体の使い方の勉強という意味合いで出来て損なしと思います。
実際にほとんど練習しなくても多くのクライマーができてしまいます。
コツさえつかめば多くの人ができます。
要は力の入れどころだけです。そんなに難しくはないと思いますよ。
だって私は、練習しなくても見よう見まねでできましたから・・・。
今回の「クライミング持論!」では、ヒューマンフラッグ(こいのぼり)について語ってみたいと思います。
目次
ヒューマンフラッグ(こいのぼり)のやり方!
まずヒューマンフラッグ(こいのぼり)体重が軽く、リーチや身長が短い人のが比較的やりやすいと思います。
逆に言えば、長身でリーチが長いと難易度が上がります。
上になる手と下になる手の間隔ですが、広くとると体が壁に近づいて楽になります。逆に狭めると壁から体が離れて難しくなります。
なので、最初は手の間隔は広く取った方がやりやすいです。
ポールダンスのポールのような物での練習は、最初のうちは体が回ってしまうので難易度が少し高いと思います。
なので、クライミングジムで上の手はドガバで下の手は手のひらでプッシュできる大きなホールドから練習を始めると良いでしょう。
壁の傾斜は90度(水壁)が基本ですが少しかぶっているとやりやすくなります。
- 丁度良い手の間隔とホールドを見つけたら上の手はしっかりとガバを持ち、下の手はプッシュの体勢でスタンバイ!
- 足でホールドを思い切り蹴って、足を上へ蹴り上げます。
- 上の手は引っ張る!下の手はプッシュで押す!しっかりと押す事の方がポイントだと思います。
- いきなり体を水平にするのは難しいので、最初は足を上方向に向けて腰から「くの字」の状態で保持できるようにします。慣れるまでは一瞬でも良いので何度もやってみましょう。
- 「くの字」に慣れたらゆっくりと足を下げてみて、体が水平になるようにしていきます。左右で得意な方向がありますが、両方まんべんなく練習をしましょう!
ヒューマンフラッグ(こいのぼり)の応用技!
ヒューマンフラッグ(こいのぼり)がとりあえずできるとそれを応用した技もあります。
まずは、ヒューマンフラッグ(こいのぼり)腕立て伏せ!
そのままなんですが、ヒューマンフラッグ(こいのぼり)の体勢で腕の曲げ伸ばしをします。
次に、ヒューマンフラッグ(こいのぼり)腹筋!
これもそのままなんですが、ヒューマンフラッグ(こいのぼり)の状態で腹筋を使って下半身を上下左右に曲げ伸ばしします。
ヒューマンフラッグ(こいのぼり)は、できるクライマーが多いので少しアピールポイントを増やすためにどうでしょうか?
でも、ヒューマンフラッグ(こいのぼり)で一番難しいのは、手の間隔です。
先ほども説明しましたが手の間隔を広げれば楽になり、手の間隔を狭めれば難しくなります。
なので、私はそこを注目してしまいます。
ヒューマンフラッグ(こいのぼり)を見る機会があれば、ぜひ手の間隔に注目してみてください。
手の間隔が広いのは凡人クライマー、手の間隔が狭いのはフィジカルモンスター!
ヒューマンフラッグ(こいのぼり)ができるメリット!
ヒューマンフラッグはクライマーに見せても別に驚きませんが、会社などで運動をしていない人に見せるとすごく驚かれます。
見た目にはインパクトがありますものね。
ヒューマンフラッグは不思議と一度できるようになると何カ月も後でも普通にできます。なので、重要なのはコツをつかむ事なんだと思います。
また、そんなに大きな負荷は感じないものの肩周りや体幹のトレーニングになっていると思います。
興味のある方は周囲の安全を確認してお試しください。
ご自宅で練習したい方はポールダンス用ポールで!