こんにちは。ピンチです。
あなたは自分が全国平均でどのくらい登れるのか分かりますか?
ハッキリ分からないですよね?
分かるはずが無いです。
しかし
分かる方法があるんです!
今回の「クライミング持論!」では、「ボルダリング検定」について語ってみたいと思います。
目次
ボルダリング検定!
ご存じだったでしょうか?数年前からボルダリング検定なるものが作られました。
グレードは5級から1級まであり、どのグレードでも自由に選んで受験できます。
それぞれ5課題用意されていて、3課題以上の完登で合格となります。
- 3課題完登でブロンズバッチ
- 4課題完登でシルバーバッチ
- 5課題全完登でゴールドマスターバッチ
各グレード共に同じ合格でも、上記のように違うランクのバッチが用意されています。
ちなみに5級~3級は5課題ともにセッション方式で2級と1級は3課題がセッション方式で2課題がベルコン方式となっています。
全国統一グレード!
ボルダリング検定はキチンとしたグレード感の課題で自分の実力を確かめる事のできるチャンスです。
全国で共通したグレード感の課題を触れます。
多彩なムーブのグレード感も確認する事ができてとても良いイベントだと思いますので、ジムで課題を作る人にもぜひ受けていただきたいと思います。
ただ、ほとんどのジムのグレード感よりも少しカラめと考えた方がいいでしょう。
合格を狙うならホームジムでだいたい1~2撃できるぐらいのグレードを受験するのがいいかと思います。
私の感覚的に1課題に核心が複数あり、人により落ちどころがそれぞれ違う感じがしました。
多くのジム課題は核心は、1つ。
あなたは否定派?肯定派?
しかし、ハッキリ言ってこのボルダリング検定は今のところ私の周りでは否定派の方が多いです。「そんなの何の役に立つの?」とかってみんな言うんですが、そんなこと言いだしたら草コンペも岩もクライミング自体も同じだと思うんですよね。
クライミング含め趣味など所詮は、自己満足の世界です。
草コンペは楽しいって言って参加するのに、ボルダリング検定は意味がないっておかしいと思うんですよ。
ボルダリング検定の課題はプロの作った考えられた課題です。
確実にその辺の草コンペの課題よりも練って作ってます。
それができるだけでも価値があると思いますし、実際その辺の草コンペの課題よりも断然面白いです。
草コンペで優勝してもその時だけの優越感が手に入るだけですが、ボルダリング検定は一生ものの認定が手に入ります。
周りの意見など気にせず興味あるクライマーは、ぜひ受験を検討してみてください。
後でやるのは反則!
あと、後日に検定の課題を落として「〇級合格!」なんて言ってるクライマーが多くいますが、検定当日に限られた時間と緊張感の中で課題に取り組むのとぜんぜん違います。
1・2級は、ベルコンも2課題ありますからね。
正式に受験合格してから名乗ってください。他の資格なら大問題ですよ。
コンペでもこう事を言うクライマーいますよね?
イベント開催の後日に登って、「出てれば勝てた」って言うクライマー。
そんな奴は、「出てても勝てね~よ」って思ってしまいます。
後では何とでも言えますからね。
ボルダリング検定義務化!
なお、合格できるかどうか不安で悩んでいるクライマーもいると思いますが、これはコンペではないので自分の受験したいグレードで参加する事ができます。なので、5級からでも受験する事ができます。
逆にいきなり1級受験もOKです。1級を受けて難しいと感じたら次回は2級に落とす事もできます。毎回どのグレードを受験するも自由です。
最後に私の提案なんですが、コンペにエントリーする全てのクライマーは年一でボルダリング検定受験を義務化するのはどうでしょうか?
そうすることでグレード詐称がなくなり平等にエントリーができるようになりますし、カテゴリー分けも分かりやすいです。
コンペにエントリーしないというクライマーは受験しなくていいですけどね。ボルダリング検定をコンペにエントリーするためのライセンス的なものにすればいいと思います。
我ながらいい考えなのでは・・・?
あと、できたら検定グレードも段クラスを追加してほしいです。
もちろん、私もボルダリング検定受験して合格しております。もっとボルダリング検定が広まると否定派も少なくなると思うのですが…。普及ガンバってください。