こんにちは。ピンチです。
あなたはクライマーのどんなところに強さを感じますか?
私は圧倒的な保持力を見せつけられた時に強さを感じます。
クライミングのトレーニングを何年もしていると、トレーニングはループします。
登れない課題があったときに自分に足りないものを感じてそれを補うためにトレーニングをしてできるようにしていくわけですが、クライミングってそれが基本だと思います。
課題に合わせてできない事を出来るようにしていく!
- 「パワーが足りない」
- 「保持力が足りない」
- 「柔軟性が足りない」
- 「瞬発力が足りない」等々…
そして、このトレーニングループを繰り返してどんどんと強くなっていきます。
限界もありますけど…。
そのループの中で保持力が足りないと感じる事が多い気がしてます。
今回の「クライミング持論!」では、強いクライマーの象徴だと思う保持力について語ってみたいと思います。
目次
保持力の必要性!
私もそんなループを何順も繰り返しているうちに「保持力が足りない」と感じるのが多いことに気が付きました。
ボルダリングでもリードでも人工壁でも岩でも…。
保持力だけではどうしようもない課題もありますが、大半の課題は圧倒的保持力があることで解決できる事があります。
それはなぜかと言うと、圧倒的な保持力があればムーブを簡単に崩す事又は、ムーブを使わなくてもよい場合があるからです。
じゃあ保持力だけをだけトレーニングして強くすればいいのか!と思うかもしれませんが保持力をつけるというのは、とても難しい事で簡単ではないんです。
だから、足りない保持力をムーブ等でカバーするわけです。
良く言えば上手く!悪く言えば誤魔化す!
私はクライミングの
【強さ】
という言葉が指すものとは、保持力だと思っています。
なぜなら私が「強い!」といちばん感じる瞬間が、自分にはないような圧倒的な保持力を見せつけられた時だからです。
実際、プロのクライマーの保持力ってすごいんです。(そりゃそうだわな。)
ジム課題の2段にもなると小さなジムで一番登れるクライマーレベルではまず保持する事ができない場合が多いです。
しかしプロクライマーは、まるでガバホールドを保持しているかのように普通に保持できますからね。
保持力が圧倒的すぎです!強い!
結果として保持力がなければムーブも起こす事も出来ず何もできません。
クライミングで保持力って一番大事なんです!
保持力への憧れ!
私は上手いクライマーと強いクライマーどちらになりたいか?と聞かれれば絶対に強いクライマーを選びます。
誰が言ったか分からないけど、こんな言葉があります。
「上手いクライマーは人を感心させるが、強いクライマーは人に感動を与える。」
確かに!圧倒的な強さのクライマーを見ると感動する!
真っ向勝負しているクライマーを見ると力がもらえるし、応援したくなる!
この言葉を聞いてから強いクライマーへの憧れが止まりません。
けっして自分が満足するほど強くはなれないでしょうが、精進していきます。
あなたも最強の保持力を目指してください。
強いクライマーになりましょう!
ちなみに課題にもよりますが、保持力だけが極端に強いだけであっさり高グレードが登れてしまう事があります。かなり偏ってますけど、それも才能です。
初心者のクライマーが1級登っているクライマーを見ると強いなぁ~と憧れますが、その1級登っているクライマーももっと強いクライマーを憧れていて、例えプロクライマーでももっと強いクライマーに憧れます。
クライマーは強さへの憧れが終わる事は永久にありません。
しかしいつでも今が自分史上一番強いと思えるように保持力を鍛えましょう!
ちなみに保持力を鍛える方法は千差万別ですが、私はビーストメーカー押しです!
まとめ!
まあでも、圧倒的な保持力だけではどうにもならないのがクライミングの面白いところなんですけどね。
しかし圧倒的な保持力があれば、絶対優位である事は間違いありません。
保持力により生まれるムーブもあります。
逆にムーブも保持力があってこそ出来る場合があります。
クライミングの全ての基本になるのが保持力だと私は思います。
クライミングで保持力があって困る事は、何一つありません。
あなたも保持力を鍛えて、強いクライマーを目指しましょう!