こんにちは。ピンチです。
あなたは今ホームジムで何級の課題を登っていますか?
立ちはだかっているグレードはクライマーそれぞれ違うと思います。
しかし諦めずに登っていけばある程度のグレードまでは登れると思います。
しかし多くのクライマーを苦しめるグレードがあります。
それは1級の壁です。
今回の「クライミング持論!」では、「1級辺りで必ず感じるクライミングのスランプって?」というテーマで語ってみたいと思います。
目次
多くのクライマーの壁になる1級!
クライマーって文字どおりいつも目の前に壁があって、それを乗り越えようと必死です。
それまで順調に進化してきたクライマーでもいつかはスランプというか、伸び悩む時期が確実に来ます。
それは1級辺りで訪れます。
それまでもスランプと言うか伸び悩む時期はグレードごとにチョコチョコありますが、ジム1級辺りで感じる伸び悩みはそれまでとはレベルが違ってきます。
そしてその時期にクライミングがつまらなくなってやめていくクライマーもいますし、多くのクライマーがクライミングを続けていても現在の自分に限界を感じてしまいます。
その壁を越える事ができるクライマーは本当に少なくなります。
しかしホントにそれってスランプなんですかね?
ジムで登っているクライマーの割合!
(私の基準は、基本オンサイトグレードです。)
いろいろなジムでクライマーを見てきた私の感覚的に3級課題のほとんどを一撃できるクライマーは、全体の10%ぐらいかな?
2級課題のほとんどを一撃できるクライマーは、全体の3%ぐらい。
1級課題のほとんどを1撃できるクライマーは、全体の1%以下なんじゃないかな?って思います。このレベルは相当強くなかなかいません。
と、こう考えるとジムに来ているほとんどのクライマーは、3級前後で立ち止まっているのだと思います。
この辺りがクライミングを趣味としている普通の人間の限界なのかもしれませんね。
ここを越えていけるのはクライマー全体の10%以下だと思います。
だから1級辺りでスランプと感じているのは、普通の事というか逆にすごい事なんではないですかね?
1級が一撃できるのは、趣味クライマーの中ではかなり強いです!
スランプ?勘違い?
人間はいい時の記憶は残るけど悪い時は忘れます。私だけ?
調子よく登れていた時の記憶が頭に残っていて、たまたま登れなかったときにスランプだと感じているのではないでしょうか?また、人と比べてスランプと考えるのも違いますし…。
クライミングって実はメンタルが大きく影響するスポーツです。スランプと思っている時点で弱くなっているかもしれませんよ。
そう考えて課題を登っても楽しくないですしね、ボルダリングだけでなくリードや外岩等クライミングを純粋に楽しみましょう!
十分に強い!
クライミングを続けて順調に強くなっていくとジム1級・初段辺りで確実にクライマーが伸び悩みます。
そこを越えられるのはほんの一部のクライマーだけです。
そこに続々とクライマーがそこに追いついてきているので、【1級渋滞】【初段渋滞】が起きています。外岩だと2~3段ですかね。
私が思うに今後もっと【1級渋滞】【初段渋滞】が増えていくと思います。
ここを越えられるクライマーがほとんどいないですから、仕方ないですよね。
だいたいこのあたりのグレードで凡人クライマーは停滞状態ですね。
ここにたどり着いた事は十分にすごい事ですがそこで満足せずに越えて行って欲しいです。
けっして不可能ではないと思いますので…。目指せ脱凡人クライマー!
でももう趣味クライマーとしては、十分に強いレベルだと思いますよ。

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