こんにちは。ピンチです。
クライマーなら誰でもご存知の通り、
クライミングのトレーニングで今のところは絶対の正解はありません。
ほとんどのクライマーが口コミや有名なクライマーが行っているトレーニングを真似ているのが現状です。
しかしそれも絶対に正解と言う訳ではなく人によっては、マネた方がよいトレーニングやマネしなくてもいいトレーニングもあると私は思います。
目次
クライマーはそれぞれ長所と短所がある!
クライマーには、必ずそれぞれに長所と短所があります。そのレベルには個人差がありますけど・・・。
なので、クライマーはひとりひとり体の作りや経験値・年齢・性別が違うため今の自分に必要かどうかを判断してその時の自分にいちばん必要なトレーニングを取り入れるべきだと思います。
よく自分の長所を伸ばすよりも短所を鍛える事で地力の底上げをして、レベルアップをすると良いと言います。それはその通りだと思います。
自分に必要のないもう十分に伸びている部分をトレーニングするよりも自分に足りない部分をトレーニングした方が効率的です。
しかし、自分の短所や弱点と言っても見つける事は意外に難しいものです。
自分の事なんですけどね。
短所の落し穴!
自分が嫌いなムーブを弱点とみるクライマーもいますが実は食わず嫌いなだけという事もあります。
本当は普通にできるムーブなのに嫌いだからやらないクライマーは、それは別に弱点と言う訳ではありません。だってできるんだもの。やらないだけだもの。
そのムーブが必要な時には、嫌でもするでしょう?
本当の弱点というのは、やりたくても出来ない!それが弱点です。
自分の弱点の見つけ方!
そこで、今の自分の弱点を見つける方法としてクライミングで登った詳細を記録してくと良いと思います。
課題が登れた時何撃だったか?
それはどんな課題だったか?傾斜は?核心は?
登れなかった課題はどんなだったか?傾斜は?核心は?
それぞれオブザベ通りだったのか?
どこが苦しかったか?等々・・・
課題を登れてしまうと楽しさやうれしさで苦しかった部分を忘れてしまいます。
また、登れなかった課題も覚えてません。時間が経つと特に。
クライマーはよほどの思い入れがある課題でない限り忘れます。
なので、クライミングジムで登った記録を取っておくと後でどのような課題が苦手なのか?どうして登れないのか?等、自分に足りない本当の弱点が見えてくると思います。ザックリ言うと保持力なのか?柔軟性なのか?持久力なのか?オブザベ力なのか?等々・・・
それによって今自分に必要なトレーニングのやり方が分かってくるはずです。
他人の意見は参考程度に!
よく、他のクライマーに弱点を聞く人がいますが他のクライマーの事なんて真剣に見てないし記録をとっているわけではないのでなんの根拠もなく、ただあなたのイメージを話してくるでしょう。その答えが間違っていてもそのクライマーに責任はありません。
あなたの専属コーチではないのですから!
悪気があるわけではないですが、その言葉に振り回されると違う方向のトレーニングを行ってしまう事も・・・。逆にあっている場合もあるかもしれませんが・・・。
ほとんどの場合自分の弱点は自分で見つけて、自分で克服していくしか無いのです。
なのでトレーニングに絶対の正解は無く、その時々の自分に合わせたトレーニングを行っていくのが正解なのです。
クライミングは楽しく登るのが基本ですが上達のためにも、またもっと楽しく登るためにもたまにはこんな事も考えてもいいんじゃないでしょうか?