こんにちは。ピンチです。
今回はこれから初めてクライミングジムへ行こうとしている人達に向けて、クライミングジムで壁を登る方法やルール等を簡単に説明していこうと思います。
まず服装や料金などはこちらをご覧ください。↓
で、いざ!壁を目の前にしてからの事を順を追って説明します。
目次
の繰り返しかなと思います。
1.登る課題を決める!
まずは登りたい壁の傾斜を決めましょう。初めての人なら90度の壁(水壁といいます)から始めるのがいいでしょう。
次に90度、水壁の壁の前で登る課題を決めます。6~8級ぐらいのグレードの課題を見つけましょう。8級がいちばんやさしく、7・6・5…1級と数字が少なくなると難しくなります。1級の上からは段になり、初(1)段・二段・三段と今度は数が増えると難しくなります。
テープの色などでグレードを区別するジムが多いですので、グレード表を見てどの色のテープを登るのか確認しておきましょう。(たぶん最初に店員さんが教えてくれると思いますが…。)
2.登る課題のホールドを確認する!
登る課題のテープにⓈと書いてあるのがスタートで、Ⓖと書いてあるのがゴールです。
スタートからゴールまで同じテープ(他の課題と区別するために数字やアルファベットや形などが書いてある場合があります。)が貼ってあるホールドを確認しておきます。
これをオブザベーション(オブザベ)と言います。あそこで右手出すとか左手出すとか決めたりしておきます。
手はテープの貼ってある決められたホールドしか使用できませんが、足はどのホールドに置いても自由です。(ほとんどのジムでは足自由は、6~8級までです。5級からは足もテープが貼ってあるホールドしか使えません。)
3.手にチョークをつける!
手に滑り止めのチョークという白い粉をつけます。これは体操や陸上競技などでも使用される炭酸マグネシウムです。炭酸マグネシウムは手の水分を吸って滑りにくくするものです。人体に悪くはないですが、皮膚の弱い人は手が荒れてしまうかもしれませんので注意してください。
4.課題を登る!
いよいよ課題を登ります!Ⓢの貼ってあるホールドを両手で持ち両足をホールドに乗せるか浮かせるマットから足を離した状態ではじめてスタートになります。(Ⓢが二つある時はセパレートスタートと言い右手・左手それぞれ別のホールドを持ってスタートすることもあります。)
基本としては片足上げて、片手上げて、片足上げて、片手上げて・・・を繰り返します。はしごを登る感覚と同じですね。
例)右足を上げたら左手を上げる、左足を上げたら右手を上げるというようにするとバランスよく登れます。
途中で使うホールドは指定されたホールドであれば両手で持ってもOKです。(一つのホールドを両手で持つ事をマッチといいます。)
で、Ⓖテープの貼ってあるホールドを両手で持って体を安定する事ができたら、ゴールです。Ⓖテープの貼ってあるホールドを片手や両手で持っても体を安定させることができなければゴールにはなりませんので、注意してください!
他のクライマーが登っている時は、「ガンバ!」と応援してあげましょう!
応援は基本全国共通で「ガンバ!」と「ナイス!」です。
また、ゴールできたら拳(グー)を出して、グータッチ! 拳(グー)を出されたらグータッチするのがマナーです。「ナイスな登りでした!」という意味です。
5.少し休む!
課題を登ったらゴールできても、できなくても降りて少し休みましょう。他に登るクライマーの順番もあるし、連続で登るとすぐに疲れますからね。
ゴールできなかったら「2.登る課題のホールドを確認する!」からやり直しましょう!
ゴールできたり、他の課題を登るのであればまた「1.登る課題を決める!」からはじめましょう!
とまあ、最初はこんな感じです。
ちなみに初日は6級を目標として、6級が落とせたら十分な成果です。初日に5・4級を落とす人もいますが、極めてレアケースです。
初めてのクライミングジム楽しんでくださいね。
その他、グレードが難しくなっていくと他にもルール設定が増える場合があります。
がそれはまた次回に!