こんにちは。ピンチです。
スポーツ全般的に言える事ですが、持って生まれた体格ってすごく重要です。
それも才能と言うのだと思います。
今回の「クライミング持論!」では、「リーチを補えるのは筋力(パワー)だけ!」というテーマで語ってみたいと思います。
目次
クライミングにリーチは・・・!
スポーツクライミングにもそれがあてはまる訳で、やはり体格(リーチ)がものをいう競技です。
しかしクライミングは毎回セッターが課題を作るので、ただ大きいだけが有利という訳ではりません。課題に対してほど良い身長というものがあります。
平均的な身長170㎝~175㎝がくらいが有利に登れる身長だと思います。セッターと同じぐらいの身長が有利です。
これより小さいと物理的に不可能な課題があったり、かなりの頑張りが必要になります。
逆に大きすぎても狭かったりして、しっくりこない課題があるとやはり頑張りが必要ですが…大きいとそれ以上のメリットもありますからね。
やはり小さい事(リーチ短いのも)のは、クライミングにおいて不利です。
外岩などではホールドの指定がなく自由に登れるのでまあまあ平等に感じるのですが、人口壁ではホールドが決められているためとても平等とは思えません。
リーチを補う!
ハッキリ言って明らかなリーチ課題(リーチがあれば楽に落とせる課題)に リーチがないクライマーが抵抗する術はありません。
じゃあ体格(リーチ)のないクライマーはどうするのか?
筋力(パワー)をつけるしかないでしょう!
ハッキリ言ってそれだけではリーチの差は補えませんが、少しでも条件を近づける事ができるとすればそれは筋力(パワー)を付ける事です。
筋力(パワー)をつけよう!
筋力を鍛えると言ってもムキムキなマッチョになってしまうと重たくなってしまうのでなるべく、最大筋力を鍛えるようにして筋肉を大きくするのではなく筋肉の質を上げるような最大筋力トレーニングをおすすめします。
最大筋力とは、回数なら1~3回・時間なら5秒ぐらいが限界の高負荷で行うトレーニングです。
それ以上の回数や時間が出来てしまうトレーニングでは負荷が弱く最大筋力はつきません。
ただし、負荷が強いので故障のリスクもあります。なので、万全のコンディションの時のみ行うようにしてください。
セット間の休憩もしっかりと取りましょう!
最大筋力トレーニングは時間も短く疲労感も感じにくいため、一日に何度もしつこくトレーニングをしがちですがしっかりとした計画を立ててトレーニングしてください。
強くなる事を焦ると思わぬ故障を引き起こして、強くなるのに遠回りしてしまいますので注意してください。
またリーチを補える筋力(パワー)として、どんな体勢になっても耐えられる強い体幹も必要です。
幸いにも身長が低い方が体幹が強いです。
体幹トレーニングも行い、リーチを補える筋力(パワー)を手に入れましょう!
しかしどれだけ筋力(パワー)を手に入れても、リーチ差全てを補える訳ではないのでそこは覚えておいてください!