こんにちは。ピンチです。
今回の「クライミング持論!」では、「ジムのインスタ映え課題、楽しいけど多すぎる!」というテーマで語ってみたいと思います。
目次
インスタ映え課題!
最近のクライミングジムでは、インスタに動画をあげると映えそうな課題が多いこと多いこと…。
確かに動きが派手で見ていても楽しいし、登っていても決まると気持ちがいいです。
しかしどこのジムに行ってもの同じようなダブルダイノ・コーディネーションなどの課題ばっかりで、もううんざりです。
これはもうクライミングという感じではないなと思っているのは私だけではないはずです。
時代の変化なのでしょうか?
時代なのでしょうか?
最近ムーブを探り、登り込むような課題を作っているジムが少なくなってきています。
単に保持できるか?タイミングが合うか?といった単純な課題が増えています。
確かにそれも必要な事ですけど、そればっかでは一回できたら終わりなんでお客さんすぐに飽きてしまいますし、強くなる感じがまったくしません。
登り込む課題が無いのですぐ飽きてしまい、ジムによっては1ヶ月でホールド替えというジムも実際にあります。(でも、ホールドもだいたい同じなんでそんなに新鮮じゃないんですけどね。)
そしてそういう課題で育ったクライマーがジムの店員さんになり、課題を作るからまた同じような課題が増えていきます。
外岩に行かないジムクライマーはインスタ映え課題が好きな傾向にあり、ジムにそういった課題がないとつまらないと言います。
ジムはクライマーのトレーニング場所であるのだから、いろんな課題がないとダメなんだと思います。出来たらスポーツクライマーと自然の岩を登るクライマーそれぞれがトレーニングできて満足できるジムを目指していただきたいと思います。
クラシックな課題を!
私はムーブを探って、登り込んで苦労して1本の課題を落とすというのが好きです。
同じ1級というグレードでもインスタ映え課題では、ムーブもオブザベでだいたい検討がつくのであとはタイミングが合えばさほど疲れずに落とせます。
しかし、老舗ジムのクラシックな課題の1級って落とすのに何日もかかる課題があります!実際に少しカラいのですが、落とせた時の嬉しさで言うと全然違います!これがクライミングだって思います。
しかしまあ、クライマーそれぞれ楽しいって感じる事が違うと思うので難しい問題ですね。賛否両論あると思います。
クラシックな課題がブームにならないかなぁ~。クラシックな課題のが絶対に強くなると思いますけどね。
以上、私(ピンチ)の個人的愚痴でした!