こんにちは。ピンチです。
何だか最近、クライミングジムが減ってきていると感じています。
老舗クライミングジムや多数店舗を出している大型クライミングジム等でも閉店が多いような・・・。
あなたの周りのクライミングジムはどうですか?
今回の「クライミング持論!」では、「クライミングジムの閉店とボルダリングブーム」について語ってみたいと思います。
目次
オリンピックイヤーなのに・・・
今年は2020年東京オリンピックイヤーですが、新型コロナウイルスの影響で予定通り開催されるのか?無観客開催なのか?延期なのか?3月現在どうなるのか分からない状態です。
せっかくスポーツクライミングがオリンピック正式種目に選ばれたのに・・・!
東京オリンピックでクライミングにまたブームが来そうな気がしていたんですが、ネットで調べてみるとどうもそうではないみたいですね。
今年に入ってからわずか3ヶ月弱で新規開店のクライミングジムが3件に対して、閉店してジムをたたむクライミングジムは11件となっています。(2020.3/22現在 ネット調べ)
これからもっと閉店するジムは増えるでしょう。
全国で約500店舗程しか無いと考えると凄まじい減り方です。
これからもっと減ってしまうかもしれませんね。
オリンピックイヤーなのに・・・。
クライミングが一般的になる事は無い!
でも冷静に考えると、クライミングが一般に広まるのは難しい事なのかもしれません。
ボウリング・ビリヤード・ダーツなどもちろんプロのように競技をする事はすごく難しいですが、一方で一般の人(老若男女)がその場のノリですぐ気楽に楽しむ事もできます。(そのボウリング等でも過去から比べるとのブームが過ぎた今は減少しています。)
それに比べてクライミングは、一般の人(老若男女)がその場のノリですぐに気楽にできる事ではありません。クライミングは、ハードで体に対する負担やケガのリスク等を考えるとそうなりますよね。
料金もけっして安くはないですからね。
クライミングは敷居が高くレジャー感覚で一般の人には、広まりにくい趣味です。
クライミング人口予測!
近年クライミングの競技人口は、約60万人と言われていますがはたしてそんなにいるのでしょうか?
一度でもクライミングをした事があると言う人や登山等全てを含めた人口を合わせればその位かもしれませんが、定期的にボルダリング・スポーツクライミングをしているクライマーはその十分の一位約6万人が妥当な所なのではないかなと思います。
詳細としては全国のクライミングジム数約500店舗あるとして、各店舗の常連を約100人として約5万人。ジムに来ない岩クライマーが約1万人で合わせて6万人。
(常連=月会員)
違うかもしれませんが、その位が妥当な数字だと思います。
もし競技人口約60万人が定期的にボルダリング・スポーツクライミングをしていたら、全国約500件のクライミングジムには各店舗に約1200人の常連がいることになりますからね。有り得ない事です。
それだけクライマーがいればクライミングジムが閉店に追い込まれる事はないでしょうから・・・。
クライミングジムが減ってきているという事は、比例してクライマーが減ってきているという事ではないでしょうか?
寂しい話ですが冷静に考えるとボルダリングは、既に下火になってきているのかもしれません。
クライミングジムはハッキリ言って増えすぎた!
クライマーに対してクライミングジムが多すぎるんです。
クライマーにとってはクライミングジムが多い事は嬉しいですが、正直言ってそれだけの需要はないと思います。
まあ~正直言ってクライミングを長く続けられる人って少ないと思います。
現在クライミングにハマっているクライマーも数年後には大半がやめていくでしょう。
これはどんな趣味でも同じでしょうね。
所詮ブームに乗って始めた人は大半が続きません。
クライミングがマイナーな世界から抜け出す事は、難しいのかもしれませんね。
コロナウイルス関係なしでも、もう少し工夫しないと今のままではこれからクライミングジム利用者は減る一方でしょう。
すでに一部のクライミングジムを除き多くのクライミングジムの経営があまり儲からないと聞きますから・・・。
もうクライミングジムの経営は・・・。
追記
緊急事態宣言が発令されて全国で多くのクライミングジムが営業自粛をしています。
このままの状態が長く続けばさらにクライミングジムの閉店が増えるでしょうね。
しかし今は一日も早くコロナウイルスが終息するように外出自粛で感染を防ぐしかありません。
今はみんながつらい時期ですが、必ず乗り切って以前のような生活を取り戻しましょう!