こんにちは。ピンチです。
今回の「クライミング持論!」は、プライド高い負けず嫌いなクライマーは、30歳でクライミングをやめた方が良い!というテーマで考えてみたいと思います。
目次
要らないプライド!
あなたの周りにもプライド高い負けず嫌いなクライマー大勢いますよね。多少はそういう気持ちも必要かもしれませんが・・・。
なぜプライド高い負けず嫌いなクライマーが、30歳でクライミングをやめた方が良いのか?と言うと30歳を迎えた辺りから確実に伸び悩み、若い世代のクライマーに追い抜かれるからです。
変にプライド高いクライマーは、それにきっと耐えられません。
プロクライマーの世界ではもっとシビアです。クライマーの低年齢化が進み20代前半で世代交代です。
20歳の一年と30歳の一年!
30歳からの10年間は、現状維持か努力でほんの少し強くなる程度です。
それに比べ20歳前半までは、真面目にトレーニングを積めば1年でも別人かと思うほど強くなります。
クライミング歴10数年以上でもクライミング始めて3年の若いクライマーに簡単に追い抜かれます。(真面目にトレーニングをしている若いクライマーですよ。)
20歳の一年と30歳の一年は成長のスピードが全く違います。
とくに10歳ぐらいからクライミングを始めているクライマーで努力している場合は、中学生になってリーチが追いついてきたらハッキリ言って勝てません。
3段・4段平気で登ります。
そんなクライマーが多く出てきている昨今、30歳を越えてさらに強くなって若いクライマーに対抗しようとする事は無謀です。
30歳までにある程度強くなっておけばそこからの現状維持をする事で少しは対抗できるかもしれませんが、少し結果を先送りにするだけで時間の問題です。
プライド高いクライマーは、30歳でやめた方が良い!
なのでプライド高くて負けず嫌いなクライマーは、30歳でクライミングを強いままやめた方が威厳を保てるので良いと私は思います。
確実に30歳くらいから実力は、落ちますからね。まだまだ若いと思っているのは自分だけ!周りも気を使います。
スポーツ選手でもいますが、全盛期に引退する人がいます。自分の限界が分かっているわけですね。落ち目になってから引退するよりもカッコよく感じてしまいます。
と言う訳で人間には寿命があり、徐々に能力は低下していきます。
いつまでも強くなり続ける事は、不可能です。それが可能ならば高齢でのプロクライマーがいても良いハズですが、実際にはいませんからね。
漫画とかなら高齢でもメチャ強い仙人みたいな達人がいますが、現実には難しいでしょうね。現実にはクライミングを楽しむ仙人は大勢いますけどね。
という事で、現実を見失わずにクライミングを楽しんでください。
楽しめるようになってください。
クライミングは自分と岩との対話です。
変なプライドを捨てれば体の動く限り、生涯クライミングを純粋に楽しむ事ができますからね。