クライミング持論!

クライミング・ボルダリングが強くなるためのトレーニングや方法等私の経験を基にした持論を紹介します。

クライミングに必要なのは速筋か?遅筋か?

こんにちは。ピンチです。

 

 

あなたは【速筋】と【遅筋】ってご存知でしょうか?

 

筋肉は大きく分けると【速筋】と【遅筋】のふたつに分ける事ができます。

それぞれ特性が違い、競技によって必要な筋肉が異なります。

 

では、クライミングにはどちらの筋肉が必要なのでしょうか?

 

今回の「クライミング持論!」では、クライミングに必要なのは速筋か?遅筋か?というテーマで語ってみたいと思います。

 

目次

 

 

 

速筋の特性!

速筋は、白筋とも言われていてよく白身魚の筋肉に例えられます。

魚でいうと鯛(たい)とかで普段はあまり回遊せずジッとして動かないですが、いざ動く時には瞬間的に素早く動く事ができます。

 

このように速筋の特性としては、瞬発的に大きなパワーを出す事のできる筋肉になります。

ただし、長時間パワーを出し続ける事ができません。

無酸素運動で使う筋肉ですね。

 

短時間に大きなパワーが必要な競技、瞬発力が必要な競技で速筋は必要です。

例・短距離走、ウエイトリフティング、ハンマー投げ、砲丸投げ等

 

筋肉はその断面積に比例して出せるパワーが大きくなります。

速筋は筋肥大しやすく、トレーニングによってパワーアップがしやすいです。

しかし、筋肉は脂肪の約1.2倍の比重になりますので大きくなればなるほど重くなります。

 

速筋は、大きく筋肥大しやすいのでボディビルダーの人などはこの速筋を優先的に鍛えます。

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遅筋の特性!

遅筋は、赤筋とも言われてよく赤身魚の筋肉に例えられます。

魚でいうと鮪(マグロ)とかで普段から回遊してずっと泳ぎ続ける事ができます。

 

遅筋の特性としては、小さいパワーを長時間出し続ける事のできる筋肉になります。

ただし、大きなパワーを出す事ができません。

有酸素運動で使う筋肉ですね。

 

長時間小さなパワーが必要な競技、持久力が必要な競技で遅筋は必要です。

例・長距離走、マラソン、遠泳、ロードレース、ダンス等

 

遅筋は筋肥大しにくいですが、鍛えていれば多少は大きくなります。

しかし筋肥大しにくいので体重をあまり増やす事が無く、トレーニングする事で長時間パワーを出し続ける事が出来るようになります。

 

 

クライミングにはどちらが必要か?

先程、速筋と遅筋の特性を簡単に説明しました。

どちらかの筋肉を優先的に鍛えたいと思ってしまうかもしれません。

しかし人それぞれ遺伝などから生まれた時に速筋と遅筋の割合は決まっています。

なのでいくら努力しても速筋と遅筋の割合を変える事は出来ません。

何もしなくても瘦せ型の人や筋肉質な人がいるのはこのためです。

しかし、割合が少ない方の筋肉でも鍛える事で強くする事はできます。

 

それでは状況に合わせてクライミングに必要なのは速筋か?遅筋か?を考えていきます。

 

リードとボルダリング!

リードはよく長距離走に例えられます。なので、長時間パワーが出せる遅筋が必要です。

逆にボルダリングでは、瞬発的なパワーが必要ですので速筋が必要です。

単純にリードとボルダリングという事だけであれば、ハッキリと分ける事ができると思います。

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リーチ!

速筋と遅筋どちらが必要かは、リーチにも大きく影響してくると思います。

リーチの長いクライマーはあまり距離を出すような事が無いので、瞬発的なパワーは必要なく速筋はあまり必要としないです。

逆にリーチの短いクライマーは距離を出す事が多いので、瞬間的なパワーが必要となりある程度の速筋が必要になります。

 

アウターとインナー! 

【アウターマッスル】つまり外から見える大きな筋肉には速筋の割合が多くなります。

逆に【インナーマッスル】体の深い位置の筋肉には遅筋の割合が多くなります。

クライミングに限らず全ての競技で体幹やインナーマッスルは重要視されています。

クライミングの様々な場面で必要になる体幹やインナーマッスルの遅筋が絶対に必要なのは一目瞭然ですね。

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まとめ! 

クライミングで速筋と遅筋どちらが必要かというと、ボルダリングとリードでも違うし、リーチ等体型によっても多少は異なってきます。

しかし、クライミングで重くなる事は確実に不利なので筋肥大しやすい速筋を鍛えすぎるのはよくありません。クライミングで過度な速筋は、メリットよりもデメリットになる事が多いです。

 

プロクライマーを見ても分かるように速筋を鍛えてゴリマッチョなクライマーってほとんどいないのが分かると思います。

クライマーは不利になる無駄な脂肪を落としていて基本的に体脂肪率が低くいために筋肉が目立ちますが、よく見るとそれほど大きな筋肉ではありません。

(広背筋等大きく見えますが、その他の部位が小さいので余計に強調されていると思います。普通の人よりは大きいですけど、やはり速筋メインの競技の選手と見比べるとそれ程大きくはありません。)

 

なので私が思うにクライミングに必要なのは、どちらかと言えば遅筋だと思います。

クライミングでは、自分の体重以上のパワーは必要ないのですから・・・。

ただ、リーチの短いクライマーはそのハンデを埋めるためにもパワーが必要になり、速筋が必要になります。

なので速筋も必要ですが、クライミングの多くの場面で遅筋が重宝されると思います。

という事で今回の「クライミング持論!」では、クライミングに必要なのは遅筋という結論に到達しました。

あなたはどう思われたでしょうか?