こんにちは。ピンチです。
登っている時に前腕がパンプしてくる事は、クライマーなら誰でも経験あると思います。
ほとんどのクライマーが前腕のパンプが起こる事で完登する事を諦めてしまいます。
しかしクライミングは、メンタルが結果を大きく左右するスポーツです。
なので、前腕がパンプしても諦めて欲しくはないんです。
確かに本当に限界で、手を出した事によりケガをしてしまう場合もあるかもしれません。
私は今までそんな事はありませんでしたけど・・・。
でも落ちるまで決して登る事を諦めて欲しくないと私は思います。
今回の「クライミング持論!」では、パンプした時にあと一手ガンバって欲しい理由!というテーマで語ってみたいと思います。
目次
あきらめたらそこで試合終了!
有名漫画のセリフにありましたが、「あきらめたらそこで試合終了ですよ。」 という名言。これその通りだと思います。
先ほども言いましたが、クライミングはメンタルが結果を大きく左右します。
クライミングは、落ちたら終わりなんです。
しかし諦めてしまえば、その時点で落ちたのと同じです。
終了なんです。
よく昔、クライミングを教えてもらっている時に「命綱のない高度100メートル地点に居ると思え!」と言われた事があります。
これは落ちたら終わりで命がかかっているんだから、最後落ちる瞬間まで絶対に諦めずに挑めという教えだと私は捉えています。
実際に強いクライマーというものは本当に粘り強く、よほどの事が無い限りまず諦めません。
一手出すメリット!
でも「ガンバって一手出したとしてもまた次の一手も苦しいじゃん!」という意見もあるでしょう。
そうです!その通りなんです。
しかしクライミングは、それの連続なんです。
それでクライミングは強くなるんです!
そしてもう一つ重要なのは一手出して保持するホールドが変われば楽になったりする事もあります。
カチを保持していて限界と思っていて次のホールドがスローパーだった場合に使う筋肉が微妙に変わってくるので少し楽になる事があるんです。
そこでレスト(休息)できたらなお良しです。
そして一手が止まると何よりもメンタルが戻る時があるんです。
「あれっ!行けるかも!」と・・・。
この気持ちの変化は大きいです。
これで登れた経験が多々あります。
リードなんてとくにこれの繰り返しです。
なので、諦めずに一手を出しましょう!
諦めてしまったクライマーの姿勢!
前腕がパンプしてきて諦めてしまったクライマーの姿勢を見ていると、登る気持ちがすでにないので腰が引け落ちて壁から離れてしまっています。
それに耐えようと肩に力が入って肘が上がっていきますので、余計に腕に負担がかかってしまい動けなくなります。
リードの初心者クライマーがよくやってしまう姿勢です。
なのでツラい時こそ腰を引き上げて、壁によせて腕の負荷を減らして肩の力を抜き次のホールドを狙える体勢を整えなくてはなりません。
あなたの諦める気持ちが体にしっかりと出てしまうんです。

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まとめ!
とにかくクライミングに限らず何に関してもそうですが、最後まで諦めて欲しくないですね。諦めたら試合終了ですから・・・。
腕のパンプはプロクライマーだろうが何だろうが、人間である限り絶対に起こる現象です。
なのでパンプした時に気持ちは常に「絶対に止める!」と強く思うように心掛けてみてください。
気持ちが無いと止まるものも止まらなくなりますからね。
ただどこかに異常を感じるなど、本当にダメだと思うような時は無理せずに降りる勇気も必要ですよ。