こんにちは。ピンチです。
クライミングにハマると「もっと登れるようになりたい!」そう思うのが普通です!
もっと登るためには多くの情報を知る事が近道となります。
最近はクライミングジムで先輩クライマーに直接教わる他にも、本や動画などから簡単に情報を得る事ができます。
しかしクライミングを本や動画から、また直接教わる場合でもそのクライマーの体型などは一切考慮されておらず一方的な事が多いです。
そのクライマーの登り方を教えているだけで、教わっているクライマーに合わせた登り方を教えている訳ではありません。
そのためそれが合うクライマーもいれば、全く合わずに何を言っているんだろう?と思うクライマーもいると思います。
「クライミング持論!」では、数回に分けてクライマータイプ別の登り方!というテーマで語ってみたいと思います。
今回は、【低身長・瘦せ型編】です!
目次
体型を活かした登り方!
低身長・瘦せ型の体型を活かした登り方ですが、やはり体重の軽さを活かした軽快な登り方が良いでしょう!
クライミングで体重が軽いというメリットはとても大きいです。
指にかかる負担を軽減して、故障のリスクも軽減できます。
また、体重が重いクライマーよりはパンプも抑えられます。
指にかかる負担が減らせるという事は保持力にも影響を与え、全てのホールディングで有利になります。
登り方!
私の中で低身長・瘦せ型クライマーはホールドに届きさえすれば、ホールドを離さないというイメージがあります。
体重が軽いクライマーは保持力が強いです。とくにカチ系!
また狭い手に足なども高身長クライマーに比べてやりやすいので、足を高い位置のホールドに上げる事で足をきる事なく登れる場面も多々ある事と思います。
体重が軽く、脱力ができていれば持久力でも有利になり、長手課題・リードで最大限の力が発揮出るかもしれませんね。
基本的にスタティックで慎重な登り方ですが、どうしても届かないホールドには思い切ってランジ・ダブルダイノなどが必須です。
伸ばすべきムーブ!
ランジ・ダブルダイノ!
低身長クライマーはそもそもリーチが短いのでランジ・ダブルダイノをする機会が多いので意外と慣れています。
体重が軽いので、指にかかる負担や振られも最小限に抑える事ができるのは、有利な点です。
しかし、中にはどうやってもホールドに届かない意地悪な課題もあります。
それでも低身長クライマーは、リーチ差を埋めるために今日も飛びつかなければなりません。
手に足!
その他伸ばすべきムーブは、【手に足】です。
文字通り「手で持っているホールドまで足を上げる」ムーブです。
しかし低身長クライマーで体が硬く手に足が苦手なクライマーは不利なことこの上ないので、股関節・腰回りを中心に柔らかくしておきましょう!
届かない場合は、足を上げるのに限りますからね。
鍛えるべき事!
低身長クライマーの多くは、リーチが短いです。
なので普通のクライマーよりも全体的に苦労します。
この弱点を克服するためにもどんな体勢でも壁に張り付き耐えられる体幹トレーニングといろんな動きを可能にする柔軟トレーニングがおすすめですよ。
柔軟は体を温めてからゆっくりと伸ばしていきましょう!
体幹トレーニングはプランク等自重トレーニングでもいいですし、腹筋ローラーでも、フロントレバーやプランシェなどでもいいと思います。
また足ブラ(足がきれる事)になる事が多くなりますので、懸垂できたら片手懸垂をマスターしておくとさらに体型を活かした登り方ができるでしょう!
保持ではカチ系は得意な傾向である気がしますが、手が小さいためにワイドピンチやスローパーが苦手と言うかできないと思います。
なので、上手く体を使って保持する方法を見つけてみてください。
体型を活かせていない登り方!
そもそも普通のクライマーよりも低身長ですので、他のクライマーの登り方はあてになりません。
それを真似すると手が届かなかったり、パッツンになり足が上げれず余計に難しくなる事があります。
なので同じくらいの身長のクライマーから教わったり、ムーブを真似したりするのがよいでしょう。
低身長クライマーが高身長クライマーの真似をしても同じ様に出来る訳がありません。
出来たとしても、かなり無理をするハズです。
基本足を先行して狭いくらいに上げていく登り方が向いている気がしますが、それも人それぞれ!自分の楽な登り方をしましょう!
またリーチが短いクライマーは、必ずオープンハンドをマスターしましょう!
まとめ!
伸ばすムーブは、ランジ・ダブルダイノ・手に足!
トレーニングは、体幹トレーニングと懸垂(できたら片手懸垂)!
柔軟は、全身!
保持は、スローパー・ピンチとオープンハンド!
低身長クライマーの方は、以上の事を意識して登ってみてはいかがでしょうか?
低身長クライマーはやっぱりどう考えても少し不利です。
しかし低身長・瘦せ型クライマーにしかない長所もありますのでそれを最大限に使っていきましょう!