こんにちは。ピンチです。
私ピンチの手指の関節は、実はかなり壊れています。
両手の人差し指・中指・薬指の第一関節・第二関節はかなり変形していて、真っ直ぐ伸びる事もギュッとしっかりと握る事もできません。
普通に考えれば指関節の変形は良い事ではありませんが、クライミングでは有利なんじゃないかな?と私は思っています。
今回の「クライミング持論!」では、指関節をあえて壊すという選択!というテーマで語ってみたいと思います。
目次
指関節が壊れやすいクライマーの特徴!
まず、指関節が壊れやすいクライマーの特徴から考えます。
ある程度クライミングをして登れるようになっていくとホールドが小さくなり指に大きな負荷がかかるようになっていきます。
なので、基本的にはクライマーは指関節が壊れやすいです。
しかし中でも指関節が壊れやすいクライマーの特徴は、
- オープンハンドのできないクライマー。
- 登った後に指のケアをしないクライマー。
- 回復を無視して登る頻度が多いクライマー。週5・週6でガッツリとか・・・。
オープンハンドができないクライマー。つまりカチラーなどは指の第二関節に強い負荷がかかりやすく関節を壊しやすいです。
そこに回復を考えずに毎日登り、指のケアをしないとすぐに指関節は炎症を起こして太く腫れあがり可動域がなくなり痛みも出て壊れます。
指関節を壊したくないクライマーはできるだけ早くオープンハンドをマスターした方が良いと思います。
慣れないと登りにくいので、なかなか練習しにくいと思いますが・・・。
じゃあ指関節が壊れているクライマーはダメなのかと言うとそうではないと私は思うのです。
なぜかと言うと実際に関節壊れている超強い有名クライマーは、かなり多いからです。
(そうでないクライマーもいますけどね。)
次の項目で指関節が壊れて得るメリットを紹介してみたいと思います。
指関節が壊れて得るメリット!
以前、私が登っている時に「よく指先だけにそんなに力を入れられますね。」と言われたのですが、そんなに力を入れてないんです。
指を引っ掛けてるだけって言うか・・・。
そこで思ったんですが・・・。
指関節が壊れて曲がったまま指が固定されているので、自分の意思で指に力を入れて曲げなくても、自然と保持する手の形になっていて引っ掛けるだけで保持できるようになっているのではないかと・・・。
あまいスローパーや薄いポケット等でも指先(第一関節)に意識して力を入れている感覚そんなないです。
これって指関節が壊れて可動域が少なくなったメリットなのかなと思ってしまいます。
だとするとこれってクライマーにとってすごくメリットのある事ではないでしょうか?
クライマーにとっては・・・。(しかもこの考え方が合っていればね。)
指関節が壊れるデメリット!
指関節が壊れるのは、クライマーにとってはメリットもあるのかもしれませんがそれ以外はなんのメリットもなく、日常生活ではデメリットが多いです。
(実はクライマーにとってもデメリットだけかもしれません。)
指をまっすぐ伸ばせないのも、ギュッと握れないのも不便な事が多いです。
細い物がしっかり握れないからビレイの時にロープがしっかりと握れないとか・・・。
しっぺ(罰ゲームで前腕を人差し指と中指の二本でたたくやつ。)出来ないとか・・・。
考えたらもっとあると思います。(あんまり思いつかないな・・・。)
とにかく指関節の可動域が少ないのは、痛みが無くても日常生活ではデメリットが多いです。
痛みが強い場合には【MSM】がおすすめですよ。
まとめ!
指関節が壊れるという事は良い事ではないですが、私はクライミングではメリットもあるのかなと思っています。
なのであえて指関節を壊して(壊れても)指関節の固定をするという選択肢もアリなのかもしれませんね。
あえて可動域を捨てて、固定する!
私は良いと思うのですが、ハッキリ言って分からないです。
信じるか?信じないか?はあなた次第です。
自己責任で試してみてください。一度壊れてしまったらもう後戻りできないけど・・・。